片付ける前に準備として軍手や仕分けする際の収納箱またはダンボールの箱などが必要になります。軍手は、重い荷物を運ぶ際に荷物を落とさずに運べるのでおすすめです。
片づけ始めようとしても、まずどのあたりから手を付けたらよいか迷ってしまいます。スムーズに遺品整理を進めるためにもまず始めに、今後残す物と残さないものを分けることが重要です。
残す物に関しましては、思い出などが詰まっているアルバムやお亡くなりになった方の通帳や、土地などの契約書といった貴重品などは捨てずに残しましょう。
相続の手続きなどを行う際に、必要となる書類や印鑑などを整理しておくとスムーズに相続などを行うことができます。遺品整理の際にはこのような事を意識しておくと良いと思います。
遺品整理をする際にはまず衣類や雑貨などの比較的軽いものから始めると楽です。処分する際にゴミ袋や、書類や書籍を縛るビニールひもやハサミなどを用意します。
軽いものの仕分けが完了したら、次に重いものを仕分けして行きます。主に電化製品や家具などがあり、ほとんどのものは、1人で持ち運ぶことは不可能です。
電化製品は、冷蔵庫や洗濯機、テレビなどといった重いものについては、家の中から運び出すルートを確保し何か障害になってしまうものはないかを確認し、取り除く必要があります。
スムーズに運ぶためにはまずはこのような経路の確認と、壁や床を傷つけないように養成シートを貼るなどの工夫が必要です。
家具については、先程の電化製品と同じ方法で家から運び出すことは可能ですが、特にベットのように長尺の家具は、そのまま運び出すことは難しいのでベットを分解します。
ベットの組み立ては、ねじで固定されており、ベットの下の板などは留め具など固定されていることが多いです。1つずつ分解し、分解したものは一つにまとめておくと処分しやすいです。別途のマットレスは分解することはできず、処分も難しいので遺品整理の会社などに相談したほうが良いと思います。
この方法を取ることで片付けがとても円滑に行くと思われます。遺品整理する前にどれをどのように処分するか、ノートに書きだしてみると良いと思います。どういう方法でどれを処分するのか計画を立て、また親戚や友人などの協力をしてもらうことで効率よく片付けることができるので短時間で遺品整理を行うことができます。
もし一人で遺品整理する場合には、遺品整理を専門に行っている会社にお願いすると良いと思います。家電製品や家具のように一人では運べないものだけをお願いすることも可能ですので、一度遺品整理を行っている会社に電話で相談することをおすすめします。