弊社の配送ドライバーは60代以上の方も多く活躍しております。
これから少子高齢化が進むなか、高齢者でも活躍できる職場をこれからも拡大する予定です。しかし、少子高齢化の影響は人だけではなく家にも影響しています。
郊外に広い家を建てる、都心の高層マンションを購入するなど住まいの選択肢は多くあります。現在ではコンパクトな暮らしを好み立地が良く安い賃貸を選んだり、またリモートワークに切替て都心から遠く離れた場所でも今までと変わらずに仕事が出来ることから地方に住居を構える方もいます。住まいについては多様化される時代となりました。
しかしながら空き家の問題は解決しません。最近ではマンションの空室もあります。オリンピックの影響で更地であったところを新築のマンションが建築されることが多く見かけることが多いと思います。ところが人口が減少し更にはコロナの影響もあり、空いている部屋が続出しているそうです。
昔は家が足りないときもありました。
1945年、第2次世界大戦後は約420万戸の住宅が不足した時もありました。そこで国が政策として住宅の建設を進めるように指示し、1人世帯1住宅や1人1室などを目標を掲げて積極的に建設会社などに住宅の建設が進められました。
その結果、住宅不足問題は解決してさらに家が余るぐらいの余裕が出ました。その時は空き家問題などまったく想像していなかったと思います。
しかしバブル崩壊をきっかけに空き家が増えていき、社会問題まで発展し現在もさらに深刻な状況となっております。
空き家問題を解決しなければならない理由として例えば管理がされていない木造住宅であると木材が古びて屋根や壁の一部が剝がれて崩れいずれは倒壊の恐れがあります。万が一、火災が発生すれば、一瞬で燃え広がってしまうも危険があります。
古い建物の場合、耐震基準を満たしてないものや耐震補強工事を行っていないところが多く、これから首都直下地震や南海トラフといった今後可能性が高い大きい地震が起これば被害が拡大する恐れがあります。
不審者が入り込んで犯罪の温床になったり、衛生面の悪化や景観を損なうこともあります。
空き家の問題はゴミ屋敷などのイメージがありますが、災害や犯罪といった面での問題も多く、とても厄介であります。今回紹介して思った事は、自分の住まい、また実家をその後どうするつもりなのか生前に自分自身で出来ることはないかを考え、また日本が抱えている社会問題の解決のひとつとしてセイリョウがお手伝いできればと改めて感じました。