弊社は感染対策として体温測定や消毒、健康チェックを出勤時に徹底しております。

現在、社内で感染者が出ておりませんが、まだまだ油断はできません。

遺品整理の業務をする上で切り離す事ができない葬儀の場でもコロナ禍の影響が出ておりますので新しい葬儀事情をご紹介したいと思います。

 

葬儀は人が多く集まり通夜や告別式、精進落としなど会食の場での集団感染のリスクが高いことが考え[フリーイラスト] 葬式会場られます。特に重症化しやすい65歳以上の高齢者も多く参列し危険が伴います。しかし最期のお別れに葬儀をしないのも悔やまれますので感染拡大後は参列者を限定して減らしたり、会食を無くしたりする対策をしました。

それから新型コロナウイルスと共存をし新しい生活様式に変えることとなり、葬儀場内にいくつか消毒液を設けたり、受付ではアクリル板を設置して飛沫防止をしたり、会場内の席をソーシャルディスタンスで最低1メートル以上間隔を離したり、会食をビュッフェ形式をやめて個別に食事を提供するスタイルに変えるなど、以前よりも対策が充実しております。

それでも感染リスクがゼロになるわけではありません。

遠方からも参列したい方は公共の乗り物で移動しなければならないので、そこでも感染リスクがあります。そこでとある葬儀会社が始めたのが「リモート参列」というサービスです。

 

パソコンや携帯を使ってビデオ通話アプリを起動するだけで、実際に葬儀に参加しているような体験が出来ます。火葬場の火葬炉前でのお別れ、遺骨の収骨の配信はできませんがお通夜やお葬式は僧侶による読経の様子をライブ配信で見ることができるので「施設に入居して外出が出来ない方」「退院したばかりで外出に自信がない方」も参列が可能となります。

リモートは一般の企業でもテレビ会議などで使うことが多いですが、こうした方法はとても画期的だと思います。

さらに供花の受付や香典のクレジット決済、返礼品の受付などもオンラインのサービスをスタートするなど注目が集まっています。

 

今回紹介したリモート葬儀に抵抗を感じる方も事前にQRコードで記帳と香典返しを済ませることが出[無料イラスト] 家でリモートワークする女性来るサービスもあり会場で並ぶ必要がなくなります。これは感染リスクを防ぐだけではなく、故人との別れの場で長い列に並んだりすることなく会場に入れるメリットもあります。他にも喪主からお礼を伝えるメッセージ動画を配信するサービスなどもあります。

 

これら新しいサービスを利用した方から「実際に会場に行っているようだった」「一緒に偲ぶことができたので大変よかった」など、とても評価が高い事が見受けられます。

近年は家族葬や密葬など少人数でのお葬式が多くなりましたが、今回紹介したサービスをきっかけに多くの人数で様々な形態で参列するのはいかがでしょうか。