日本では少子高齢化が進行し、一人暮らしなどする高齢者がさらに増えると思われます。

それに伴い、遺品整理を行っている業者は年々増加していますが、その中には悪徳業者も存在し、事前に見つけるのはとても困難だと思われます。

遺品整理の業界は、今注目を集めておりますが、逆に業務に従わない業者が最近増加しています。中には法律に違反するようなそんな業者も存在します。

それによりご遺族とのトラブルなど後を絶ちません。今後遺品整理を頼まれる方にどう対処していけばいいかお伝えしたいと思っています。

以前に見積もりした際の金額と、撤去後に送られた請求書の金額と違う値段であることが多いです。

見積りの値段が同じ場合、その他に運送費や人件費などのコストなど盛り込まれていない場合もあります。

さらに、見積もりの金額が大幅に安いこともあります。その後撤去後に、改めて確認すると見積りの金額の倍以上の請求金額となるケースがあります。

そのトラブルを避ける為にも、まず1社だけではなく何社か見積もりをお願いし、その金額を比べることが大事だと思います。

また撤去作業する際に、貴重品などが見つかることがあります。例えばタンスを運ぶ際に、床下の方から古いお札など見つけた後、ご遺族の方に渡さず隠してしまうこともあります。

通常は、ご遺族の方にどのような形で見つけたのかなどちゃんと説明しなければならないのですが、報告せずに何もなかったかのようにすることもありますので、依頼する前に、他の業者などに確認した方がいいと思います。

こうした悪徳業者が1社でも無くなるよう、心をこもった遺品整理士が1人でも多く輩出できるよう、真摯に努力を続けていきたいと思っています。