自分が亡くなっても家族に迷惑をかけたくないそんな思いを持つ人が多くいると思います。しかし１人で遺品整理や葬儀などの計画をやるのは厳しいと思います。そういう方に専門業者と協力してくれるところがあります。
２０４０年には６５歳以上の高齢者は男性は５人に１人、女性は４人に１人が１人暮らしになる高齢化
社会を迎える予測になります。病院で家族や友人に看取られず、自宅で寂しく孤独死するケースが増加すると予想されます。
とある記者によると孤独死対策に乗り出している自治体もありますがどこも万全とは言えません。高齢者が自宅で孤独死して、すぐに親族へ連絡がつかない場合に葬儀を行うのは自治体でお金などは税金でまかないます。
遺品整理で通帳が見つけても、そこから自治体が資金を引き出すのは法律的に厳しく、財産を逼迫させる要因になりつつあると予想されます。
そこで解決するために三井住友信託銀行が昨年の１２月中旬に亡くなった後に必要な事務処理を一括して行うおひとりさま信託を発売していて、最近注目を集めています。
担当者によると、社員から顧客の要望で事務の手続きが大変などがあがっていて、具体的な提案があったことから商品化に踏み切ったとの事です。
おひとりさま信託は契約時に預かる信託財産は３００万円からで、契約時に事務費用が３万３千円、その後に契約年数×６６００円の信託報酬、亡くなった時の事務費用１１万円ががかかります。
例として男性で７０歳でおひとりさま信託を契約して１００歳で亡くなった場合は３４万１千円か
かる計算になり、そこから葬儀費用を差し引いた残金は、契約者が生前指定したところに先に渡されます。
その他にSNSでフェイスブックやインスタなどのデータの消去も可能で、恥ずかしい物が残るという心配が無くなりますが、ネットバンキングの預金や仮想通貨などは他の商品で対応しているとの事です。
またペットを飼っている方は提携先の犬の介護施設専用である老犬ホームに預けて、餌の好みや散歩の時間などを遺品整理の際に伺って、亡くなった後でも飼い主と近い形で接してもらうことが出来ます。
わからないことがありましたら弊社の担当者までご連絡ください。
