現在少子高齢化により高齢者が増えている影響で孤独死が増加しています。年間で約3万人にものぼり、地域のつながりが少なくなっていることから孤独死が増加していることがわかります。
孤独死とは主に1人暮らしの人が誰にも看取られることなく、当人の自宅内で生活している時に突然病気にかかることによって死亡することを言います。孤独死になりやすい人の傾向があります。年齢はだいたい50代から60代までの男性で料理や掃除といった家事やコミュニケーションがとても苦手で、収入が少なく、家族や親戚とは仲が悪い方に孤独死になりやすい傾向があります。しかし、当てはまる項目が多いほど孤独死の可能性が高くなるだけで、少しでも当てはまるからといってそうなるわけではありません。
このような人になる原因として退職や失業により社会との接点が減ったうえ、とても面倒なことから自治会といった地域コミュニティへの参加をしないことが多い傾向です。そのため地域内でも孤立してしまい万が一のトラブルが発生した際に助けを求めたり、すぐに発見できなくなってしまいそのまま孤独死なる確率が高くなります。
また孤独死を発見しやすい場所で多いのはリビングやベッドが多いですが、冬の時期になると自宅の風呂場にて発見することが多いです。原因として冬場はとても寒く風呂場はとても暖かいため急激な温度差で心臓発作などで亡くなってしまうヒートショックというのが冬の時期で孤独死の原因が多い傾向であります。
孤独死ならないためにも定年になる前に地域活動を積極的に参加して連携を取りながら、ご家族と常にコミュニケーションを取りながら連絡を取ることで万が一のトラブルを防ぐことが出来ます。一年でも長く生きて充実したい方はまずは連絡やコミュニケーションを大切にしましょう。