最近テレビなどよく聞く生前整理ついてご紹介いたします。生前整理とは、自分が亡くなった後に家族が相続や自宅の整理、葬儀やお墓などの準備を迷惑をかけないように、生きているうちに整理する
ことを言います。整理をすることで自分の意思を充分に反映したいや必要なものだけで穏やかに暮らすなどと考える方もいると思います。整理するだけではなく自分が残された人生を快適に生きていくための整理と考えた方がいいと思います。
遺品整理とは違って一戸建てからマンションに引っ越したり、老人ホームといった介護施設に入居することで家を売却することを生前整理といい、家族に迷惑をかけないという意味が強いのが生前整理です。また資産の整理や遺言書の作成など相続のトラブルが起きないようにすることも生前整理といいます。
物が多くなってしまうのは年齢に関係があります。子供が増えるとその分は増えていきます。子供が結婚など出ていくと残るものがあります。また自分の物もあって片付けたいという気持ちがあるが高齢により体力が減ってしまい物がどんどん多く残ってしまいます。
生前整理に出るゴミの処分量は遺品整理と比べて少ないです。まだ必要な所有物など捨ててしまうと今後の生活が出来なくなってしまうので残す物が多いです。遺品整理は故人が亡くなっているため、ほとんどが処分が必要なもので家具や家電製品など大きなものを処分致します。また処分した後の清掃も違いがあります。生前整理の場合は不要ですが遺品整理では故人がそのままの状態で汚れている恐れがあるのでクリーニングなどをします。
このように生前整理をすることで色んなメリットがあります。他にも若いうちにやることで万が一急な事故や病気に巻き込まれた時でも生前整理でどこに何があるかなど明確にわかるので対応が出来ることです。また財産も不要なものは現金化にしたり全ての財産をリストをアップすれば家族などが困らずに出来ます。
また生前整理をやるうえで注意点があります。印鑑や通帳といった貴重品などは別々に置いてくるのが多いですが、一か所にまとめて保管することをおすすめします。また電気や水道といった公共料金についての書類や家賃を支払う際の振込先の管理、クレジットカード会社からの通知書といったものまとめておくことで万が一トラブルが起きたときに素早く手続きをすることが出来るからです。
生前整理をすることは、落ち着いて整理することが出来る時間であると改めて感じました。
