コロナ禍による影響

遺品整理業界にも新型コロナウイルスによる影響があり様々な問題点が出ております。

いままではご家族が亡くなってからお住まいのお部屋を空けなければならない時、ご遺族が様々な都合で片付けが出来ないためセイリョウにご依頼頂き、そのままなった部屋をすぐに空ける作業をしておりました。

しかし今年は、故人がコロナウイルスに感染し悪化した可能性があると心配される事を理由に検査の結果が判明するまで作業が出来ない。またコロナウイルスとは別の原因で亡くなった場合でもご遺族様が他人との接触を避けるため遺品整理の業者に見積りを頼むことが出来ない。などの問題点が最近増えています。

感染拡大前は気にしながらお見積りや作業を致しましたが、4月に国が緊急事態宣言を出してからはセイリョウでも、遺品整理のご依頼頂いても感染リスクを考え、お客様と相談を重ねキャンセルをされた方もおります。急遽、ご遺族様で作業をしなければならなくなってしまったご負担は相当なものだと思われます。

コロナウイルスの影響での問題点はまだあります。

実はコロナウイルスの感染で亡くなった場合、遺族は業者に対し他の病気で亡くなったと申告し真実を伝えられないこともあります。申告することで見積り依頼さえも断られてしまうのではと思うご遺族のお気持ちもありますし実際、営業自粛している業者も多くある現状や、またコロナ禍を利用して必要のない特殊清掃といったクリーニングなど様々なオプションをつけて、高額な請求をしてくる悪徳業者も存在するからです。

こうした方に対してどう対策すればいいか今後の課題でもあります。国なども対策があると思いますが、現場ではまだまだ解決出来ていない現状です。

今回思った事は感染症を警戒して作業をしたいけどなかなか出来ない方も多くいると思います。現在は緊急事態宣言は解除されて通常に戻りつつあります。正しい知識を持って少しでも早く困っている方々のお役に立ちたい気持ちです。

それでも以前みたいな形にすぐに戻ることは難しいと思います。コロナウイルスの第2波を恐れて人数を減らしたり、時間を短縮するなど作業が出来ても通常より遅れてしまうことがあります。

ご迷惑をお掛けすることもございますが弊社では片付けがなかなか出来ない方に変わりに作業を行い、部屋をきれいにして安心して頂ける環境を少しでも早く届けることが想いですので、なにかお困りごとがありましたらいつでもご連絡いただければ対応いたします。

まずはお気軽にセイリョウまでお問い合わせください。