親が亡くなり、家の中を片付ける時にやることは形見分けです。今ではあまり見ない光景となりましたが、形見分けが遺品整理として最初の作業となります。今回は形見分けについてご紹介いたします。

形見分けとは、仏式なら四十九日を過ぎたころに行うのが一般的で、目上の人に贈らずに、目上の人から目下の人に贈るのが常識となっています。

四十九日の前に形見となるものをある程度仕分けしておき、四十九日の時に親戚が集まるので、その際に親がとても大事にしていたものをそれぞれ仕分けしたり、並べたりすることをみんなで話し合いしながら、思い出として後に手元に置きたいものなど分けます。

物を仕分ける際に、一つ一つの品物から、亡くなった人の思い出が蘇ることができるので、それも供養の意味であります。

遺品を贈るときは、包装せずにそのまま贈るのがマナーですが、包むのであれば、半紙などの白い紙で簡単に包む程度にした方がいいと思います。

遺品の中には、とても高価なものが中にはあります。その場合は、贈らないほうがいいと思います。時価がおよそ110万円以上の高額な品物は、贈与税が発生いたします。

形見分けを事前に準備しないと、遺品整理全体に影響されるとても重大なことであります。形見分けなどの知識を入れることで、今後こうした場面の際は、とても役立つことになります。

ぜひ今回ご紹介したのを参考に、他に家具や家電製品といった重い荷物などがある場合、ぜひ弊社までご連絡お待ちしておりますので、よろしくお願い致します。