大切な方が亡くなったあとに、生前に書いたブログやSNSが見つかることがあります。その内容を形見として残したり、引継ぎをしたいという方もいるといいます。

 

ブログやSNSのページといったインターネット上の個人スペースは、そのサービスを提供する運営元SNSが表示されたコンピューターのイラストが作った仕組みの上に成り立っています。例えば、ツイッターでは1度に140文字まで文字を載せられて、後から修正することが出来ないというルールに従って、多くの人が交流したり自分を発信したりしています。ブログやSNSにはこうした仕組みの細かなところをまとめて利用規約や会員規約、もしくはQ&Aページに記載があります。今回のようにアカウントの引継ぎや譲渡の可否についても記載がありますので確認してみましょう。承継や譲渡を認める条項がある場合には、正式な手続きを経て引き継ぐことができます。運営元のサポート窓口に連絡し、持ち主が亡くなったことと連絡者の関係性を引継ぎの意思を伝えましょう。

 

しかし、すべてのブログやSNSを相続できるわけではありません。

俗に一身専属性といって、相続不可のスタンスを明記しているサービスも多々あります。

これに当てはまるのがコミュニケーションアプリLINE(ライン)です。ちなみに、Facebookは一身指紋認証のイラスト専属であるが、故人のアカウントを保護モードにする追悼アカウント機能を備えていて引継ぎと抹消以外の第三の道筋を選ぶこともできます。このようにそれぞれのサービスによって持ち主の死後の対応は変わっていきます。ただ運営元は遺族からの連絡がない場合アカウントの持ち主の生死を確認することがありません。このため、サービスのIDとパスワードが分かっていたり、ログインしたままになった場合は、遺族がそのままアクセスし利用し続けることが出来ます。亡くなった直後に運営元に伝えなくても喫緊の対応について咎める運営元は聞いたことがありません。生前LINEを連絡手段として利用されていた方なら、お知り合いから連絡がくる可能性もありますのですぐにアカウントを閉じてしまうのは不便が生じる場合もあるでしょう。しかし、本人になりすましてログインしている状態ではあるので、その後もずっと利用するのは控えた方がいいとは思います。

 

このように形見として維持管理をするのであれば、運営元に相談するのが良い方法だと思います。運営元が一身専属性をとっている場合は、ブログの各ページをバックアップして中身そのものを消失を防ぐのも方法です。

前提として故人から亡くなった後は『すぐに抹消してほしい』など本人の意思が確認されたら、慎重に行動した方がいいと思います。

 

引継ぎする方の技術や時間によっても取れる方法は変わっていくと思われます。

さらに、ご遺族と故人、そして友人の気持ちと向き合ったうえで最善を選ぶのが理想的かもしれません。