現在、祖父母だけで暮らしている家を整理しなければならない時が来た時、親はすでに年をとっていて孫が整理をしなければならない事例が出ているようです。
自分の実家を自分の子どもが整理をしなければいけない状況を想像できるでしょうか。
実家を断捨離することはどのようなことなのかをご紹介していきたいと思います
業者に依頼する場合、かかる費用として広さが3LDK~4DKの一般の家ではおよそ15万円~70万円もかかると言われます。金額の差はゴミの量や種類によって処分費用が変わるため振り幅があります。手つかずの一軒家をそのまま業者に依頼すると驚くほどの金額を請求されることもあるのです。またお金の面だけでなく実家で整理をすると実はこんな良いメリットがあります。
いろいろなものをタンスや押し入れにしまったままという例が多くあります。一度開けてみて「今、使えるのではないか」などと確認することで、必要なものと不要な物を認識することができます。
紛失したと思ってた思い出の品や写真が見つかったりまた今、使えるものが見つかった場合には改めて購入する必要もなくなります。
そうやって物を少しづつ処分し不用品が減ることで部屋の風通しもよくなります。どうしても物が多いと湿気がこもりカビが発生してしまい、家を傷めてしまいます。
また家具を移動したり、処分することで壁の亀裂や雨漏りなどに気づける可能性が高くなります。小さな傷でも気づくことがあるので、大きくなる前に修復することで家を長持ちさせることになります。
このように実家を整理する事は様々なメリットがあり更には家族での団らんの良い機会にもなるようです。実家に置いてあるものには子供のころに公園で一緒に遊んだ時の写真や自分で作ったものが置いてあることもあります。思い出の品を手を取りながらお話をしたり愚痴を言い合いすることで親子間の会話が増えるのです。断捨離という言葉は最近多く言われるようになりましたが、大掛かりで物をたくさん捨てるイメージを持つ方が多いと思います。そうではなく余裕のある時に少しづつ小さな断捨離を重ねていくことで世代を超えて子や孫に負担を残さずに済みます。不要なものを減らしながら生活に調和をもたせ、すぐに捨てることにつながらなくても不要なものを捨てるようアプローチをかけることは大切なことと言えるのではないでしょうか。
これをきっかけに多くの方に「断捨離する」ということをさらに広く伝わってほしいと思っています。
また整理についてや処分品などで何かお困りがありましたらセイリョウまでご相談ください。