遺品整理(撤去処分)の価格は、どんな理由で決まっていくのかを説明させて頂きます。大きく分けると、5つの分類になります。

1、遺品整理(撤去処分)の物量

2、遺品整理(撤去処分)の種類

3、遺品整理(撤去処分)の材質

4、遺品整理(撤去処分)の形状

5、遺品整理(撤去処分)を行うお部屋のシチュエー
  ション

1、遺品整理(撤去処分)の物量

遺品整理をする商品は、一言で言うと「何でも」になります。ただし、「一般ゴミ(生ごみ)」等は私達では回収が出来ない為、日常のゴミ分別で出される「燃えるゴミ」に該当するもの以外が対応できると考えて頂けると分かりやすいのかと思います。

私達は遺品整理(撤去処分)の費用を抑える為に、「衣類」「雑貨」は袋を使って商品を詰め込ませて頂きます。「書籍」「音楽メディア」はプラスチックの再利用可能なケースに詰め込みます。1袋、1箱の目安を「1袋、1箱=10kg」を基準にして、料金を算出します。1袋のサイズは45リットルのゴミ袋1つが、10kgとして考えて頂くとイメージが湧くかと思います。1箱は幅493mm×奥行336mm×高さ265mmのサイズになります。こちらも45リットルゴミ袋ぐらいの容量になります。ただし、書籍や音楽メディアは重なると重量が衣類と雑貨に比べて重い為、満杯すると20kgほどの重量になりますので料金は変わってきます。

 2、遺品整理(撤去処分)の種類

遺品整理(撤去処分)の種類ですが、種類とは、「遺品整理が種類分け出来ている」か、「遺品整理が種類分け出来ていないか」の種類です。お客様のご自宅や介護施設で遺品整理(撤去処分)でお荷物を回収した後に、私達の分別所で再仕分けを行います。例えば紙類と一緒に濡れたタオルが一緒に梱包されていると、資源として再利用できる紙類を、ゴミとして処理しなければなりません。このような仕分けミスによって、資源として活用できる物をゴミとして処分する事で費用が掛かってしまう事があります。出来る限り、種類ごとに遺品整理(撤去処分)を仕分けして頂けると、価格面や遺品の有効活用にもなるのかもしれません。

3、遺品整理(撤去処分)の材質

遺品整理(撤去処分)の材質ですが、お客様から引き取らせて頂いた遺品を、今度は材質毎に分別を行います。「鉄」「アルミ」「木材」「紙」「布」という具合に、それぞれを分別することで、資源ゴミとして再利用する事が出来るようになります。その時に材質によっては、同じ容積(量)だったとしても、材質の質量(重さ)で料金が変わってきます。また、その時の材質の資源市場の取引価格によって、ゴミの引取り価格が変動する為、価格がとても分かり辛い業界であるのが実情です。最終処分場での処分価格に大きく影響するので、私達の見積もり表には「イス」という項目で説明すると、材質が「スチール」か「木材」かで価格が変わります。

4、遺品整理(撤去処分)の形状

遺品整理(撤去処分)の形状とは、運び出す遺品の特徴になります。形状にも色々ありますが、「大きさ」「重さ」「1人で持てる」「2人で持つ」「地面に置けない」「壊れやすい物」等々、色々な商品があります。その時に重要になってくるのが、「1人で出来るか、それとも2人で行うのか?」という点です。この点が遺品整理(撤去処分)を行う際に、費用にも大きく影響してきます。遺品整理(撤去処分)の中で、商品によっては分解が出来る物もありますので、実物を見て判断する事が多いです。「大きい遺品」「重たい遺品」「長い遺品」と、ご家族だけでは整理する事が難しい遺品一点でも対応はさせて頂きます。

5、遺品整理(撤去処分)を行うお部屋のシチュエーション

遺品整理(撤去処分)を行うお部屋のシチュエーションとは、「階段を使って遺品の手上げ、手下げがあるか」「廊下を通らない大きい遺品があるから、窓かロープで吊るして遺品を出す必要があるか」「エレベーターが小さくて搬出の道具が入らない」「マンショの構造が段差が多くて、台車が使えない」等々、遺品整理(撤去処分)を行う際に、作業時間を増加させる要素がある場合は、遺品整理(撤去処分)を行うスタッフ数を増員する必要があります。私達は多くの対策方法は持ち合わせていますのでご安心ください。ご依頼は余裕を持ってして頂けると、ありがたいです。