ご実家の遺品整理(撤去処分)をする時に、よくご相談頂くのがお人形の処分方法です。昔から、ホラー映画などでお人形に魂や念いが込められていて、粗末に扱ったりする事で、世にも奇妙なトラブルが発生しているストーリーが良くあります。また、心霊現象なのどでお人形にまつわるストーリーは、古今東西で昔から沢山あります。
そんな情報を私達は、テレビ等のメディアを通じて知識として知っていますので、お人形を遺品整理(撤去処分)する事に、ためらい、そしてどう整理して良いのかと困っている方が多くいらっしゃいます。そんな困った方によくご相談を頂き、私達が代わりに処分をする事をさせて頂いたり、お人形の遺品整理(撤去処分)の方法をお伝えさせて頂いております。
私達は神主さんや曽呂皆様のような、お祓いができるわけではないので、お人形の供養を専門で行なっているお寺さんにお預けする事を代行させてもらっています。では、どこのお寺さんでも受け入れて行なってくれるのかというと、そういう状況ではありませんでした。お人形専門で供養を行なって下さるお寺さんに、私達がお持して供養をしてもらっています。遺品整理(撤去処分)後に、ご家族の方が直接訪問して供養をする事が出来れば良いのですが、時間の制約や、お人形を運ぶ車の手配などを考えると、私達のような遺品整理(撤去処分)会社に、他の遺遺品整理(撤去処分)と一緒にご依頼を頂く事が多いです。またお客様のお手間をかけず、思い出を綺麗なままに残す事が出来ますので、私達のような第三者に任せる事をお勧め致します。
では、どのような供養をするかと言いますと、皆様がお正月の年越しや、酉の市、等の祭礼に伺う際に、古いお守りやお札を「古札納付所」に収めるているのを覚えているでしょうか?お人形の供養もまさにあのようなシーンをイメージして頂けると分かりやすいかと思います。お人形を集めて、ある一定量が集まった時点で「お焚き上げ」という火を使って供養を行います。
「お焚き上げ」とは、古来、日本人は思いを込めたものには気持ちが宿ると考えられ、必要としない状況になったときには、「ありがとうございました」という御礼を捧げ、浄火することによって天上へ還して頂くという意味を込めて、「お焚き上げ」を行なっていました。古くから神棚や仏壇、人形などのお焚き上げを、神社や寺院で行っています。故人の大切なお品の処理に悩まれている方のために、「お焚き上げ供養」と名付けて、寺院にて供養し、基準にそって適切に焼却処理をさせて頂きます。