人生を生きていく中で、誰もが1度は体験する1つに「遺産相続」の場面があります。私達も多くの遺品整理(撤去処分)現場に立ち会ってきて、多くのご家族様の遺品整理(撤去処分)を行なってきました。家族の信頼関係が強固なご家族があれば、その逆に家族同士の争いがある家庭もありました。今回はどのような時に争いごとが起きるのか。どうしたら、少しでも争い事を収められるかのヒントを、お伝えさせて頂ければ幸いです。

誰もが自分自身が、TVでよくあるような遺産相続で家族が離散するなんて想像した事がないかもしれません。しかし現実は、ご両親がなくなる事で残された子供達(20歳代〜60歳代)と、年齢が関係なく起こっています。人事であって自分達には関係が無いと思っていたら、その時は手遅れになっている事があるかもしれません。出来る事なら、故人が生前の内にしっかりと家族で話をあいを設けて、財産分与を決めておく事をお勧めします。お亡くなりになった後では、色々な発言が飛び交いますので、ご本人の意思を表すための書面を一筆書いて頂く事が良いです。書面での証明をより確実な物にするならば「公証役場」に行って、「遺産相続」の証明書を発行してもらう事をお勧めします。生前で遺産相続の話ができれば一番良いですが、現実は中々ご本人が存命中であって、遺産相続の話をするのは現実的には難しいようです。事前に残されるご家族で相談はしておく必要がありますが、それも出来ない状態の時はトラブルの回避をする為に、ご家族全員で選任した弁護士さんにご相談頂くのが良いかもしれません。後々のトラブル防止になります。

私達遺品整理(撤去処分)会社は、故人が亡くなられてからご家族の方が「現金」「貴金属」等を回収した後に、残された遺品を整理させて頂きます。現場で遺品整理(撤去処分)を行なっていると、「現金」「貴金属」以外に、個人が愛用していた価値のある衣服、バック、家具、絵画、等々を見つけご家族の方にお尋ねさせて頂く事があります。その際も、現金化する事が出来る商品は、やはり遺産相続の分割対象になりますので、故人の遺品をご家族の皆様で確認をする事をお勧めします。家族の誰かが一人で勝手に処分をする事で、新たなトラブルの疑いが発生してしまいますのでお気をつけてください。このような商品価値のある物が沢山ある遺品整理(撤去処分)の場合は、私達のような第3者を利用する事で平等にご家族の皆様に情報を提供する事が出来ますのでご活用して下さい。