遺品整理で特殊な物の処分方法についてご紹介します。故人によっては自宅のベランダや庭などにガーデニングや家庭菜園などをやっていた方もいると思います。農薬など使い切れなかった農薬薬品が残っていることがあります。
塗料などにもよりますが、農薬には有害な物質など含まれているので、処理するのはとても危険です。
しかし、最近の農薬は有機物で生成されており地中で分解されるので、家庭で使う量の場合は少ないので、自宅の庭に埋めて処分することをおすすめします。
家庭菜園であっても大量に農薬を処分する場合は産業廃棄物の扱いとなりますので、農業協同組合(JA)や産業廃棄物業者に依頼をすることをおすすめします。
次にどの家にもあるスプレー缶やカセットボンベの処分方法について紹介します。スプレー缶やカセットボンベには火気厳禁と表示されている場合は、中身を使い切った上で、缶に穴を開けて捨てなければなりません。
最近のスプレー缶は処分する前にガスを抜く仕組みがあるタイプもありますが、殺虫剤などが大量に残っている場合は中身を出し切るのは自分の体や環境にも影響する恐れがあるので、商品に書かれている説明書を読んだり、販売しているメーカーや自治体などに相談することをおすすめします。
続いて食用油の処分方法についていくつか紹介します。油を固めるために油疑固剤という物を使って固めてから、生ゴミとして処理することが出来ます。
牛乳に入れる紙パックに新聞紙を丸めて入れたあとその中に油を注ぎ込みます。注ぎ込んだら、牛乳パックの口部分を粘着テープなどでしっかりと止めたあとに、生ごみと一緒に捨てることが出来ます。
今回紹介した処分方法について、自分でやるのが困難な場合は、当社までご連絡下さい。ご協力致します。よろしくお願い致します。