今回の撤去作業の依頼は、以前に介護施設を利用されていた方が、病院に入院するために、介護施設の部屋の全ての家具、衣類、電化製品などを撤去してほしいと依頼を受けました。
今回は、3人の作業員が、それぞれ手分けして作業いたしました。
まず初めに衣類を袋に詰める作業から始めました。お客様が入居されていたお部屋には多くの衣類や雑貨などありました。
タンスの中にも洋服や下着類などが多く残ってましたが、とても丁寧に畳んでいたこともあって、とてもスムーズに回収することが出来ました。
しかし、今回最も苦労したのがベッドでした。
一度、台車の上にベッドをそのままのせてトラックまで移動しようと試みましたが、ベッドの枕側にあるベッドボードや、足の方にあるフットボードというものが部屋の扉からは運び出せないことが判明しました。
今回は、ベッドを分解いたし、運び出すことにしました。
ベッドについている落下防止用として付属になっているサイドレールが固定されていたねじなど、電動ドライバーを使って外しました。
分解したベッドについては、台車を使ってトラックに運び入れました。
今回撤去作業をした時にこんな物を発見しました。ベッドの近くにあった回転するイスのカバーの下に封筒に入った古いお札をみつけました。
古いお札は、1万円・5千円・2千円・千円札がそれぞれ5枚ずつで、合計で9万円ありました。
すぐにお客様に古いお札の入った封筒をお渡したところ、封筒の存在を知らなかった様子で、とても驚かれておりました。
撤去にかかった時間は、約1時間半でした。作業当日は、お客様も立ち会っていただいたので、撤去作業がスムーズにできたことに対して、とても喜んで下さったことが印象的でした。
今回撤去作業にご協力してくださった介護施設の職員の方も、素早い対応に対して下さり、とても感謝しております。
今後遺品整理・撤去作業の依頼があれば、セイリョウにお任せください。