遺品整理(撤去処分)でよく困っている方の問題で、人手が無く家具や雑貨を移動する事が出来ないので、助けて欲しいとの依頼が多いです。昔はこのような事は家族内で対処していましたが、現代の核家族化が進んだ社会では、このようなご依頼が増加する傾向があります。

荷物の量

荷物の量は、普段の家庭ゴミを捨てるような量ではありません。やはり、ご自宅の一軒分のゴミを処分するとなると、大人1人や2人で対応するのは非常に大変です。遺品の大量を対応するには、やはり大人の人手が必要になっているとお話を頂きます。

荷物が大きい

荷物の大きさも、一人で持てる物であれば問題ないですが、遺品整理(撤去処分)で捨てる事になる物は、大型の物が多いので、大人2人〜4人が必要な場面が多いです。

荷物の搬出入が1階やエレベーターのあるマンションなら良いですが、階段での荷物の上げ下げを行うとなると、やはり大人が3人〜4人が必要になって困っているとご依頼を頂きます。

家族が高齢

遺品整理(撤去処分)をご依頼頂く年齢層は、50歳代後半以上になります。ご両親が70歳代後の方からのご依頼が多いです。遺品整理(撤去処分)をいざやろうとすると、大きい家具の持ち出しが出来ないとお聞きします。

トラックが無い

自家用車で運べる荷物であれば、ご自宅の車で荷物を運び出す事が望ましいです。しかし、遺品整理(撤去処分)になると、どうしても大きなトラックが必要になってしまいます。

その時に、トラックを購入する事は現実的ではいので、レンタカー屋さんでトラックをレンタルして遺品整理(撤去処分)をされている方もいらっしゃいますが、現在は若い方の自動車離れによる免許証持っていない方が増えてきています。また、高齢者の方は車の運転を自ら止められる方もいらっしゃるので、トラックはあるけども運転する人が居なくて困ったと依頼を頂きます。

トラックに荷物を積み込めない

荷物を積み込む事が出来ない。そんな事と思われますが、トラックに荷物を入れることも、経験値がある方が行うからこそ効率よく荷物を詰めますが、未経験者の方では上手に積み込めず、トラックの荷台で商品を破損して、水、油、等の汚れが落ちない汚物をこぼし、荷台を汚してしまってレンタカー屋さんに余計な費用を支払ってしまったと聞いた事があります。

運転に不安がある

車の免許はあるけども、運転が不安できない。こんな事をおっしゃる方がいらっしゃいます。慣れない遺品整理(撤去処分)をして疲れて、普段あまり行わない自動車の運転をしたら、事故を起こしてしまいそうで不安だと相談を受けます。