遺品整理の作業をする中で処分に困るものがあります。それは突起物などの処理です。廃棄物の仕分けには、燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ごみがあります。

処分するうえで注意してほしいのが割れたガラスや蛍光灯、かみそりの刃といった突起物がそのままゴミ袋に入れてしまうと、回収する業者が手をけがする恐れがあります。処分する方法は新聞紙等に包みゴミ袋に入れたあと、そのゴミ袋に「割れ物、ガラス・危険」と書いておくことで、業者の人が慎重に運ぶことが出来ます。

自治体によってゴミの出し方が違うので、まずは自治体にお問い合わせをするのがおすすめです。故人が亡くなる前に糖尿病の治療などに使っていた注射器や針の処分に困ることがあります。

注射器や針については病院や医療機関から出た医療器具なので、感染性廃棄物となり廃棄物処理法という法律に基づいて処分しなければならないのですが、家庭から出たものは在宅医療突起物となりますので、家庭の一般ゴミと同じ扱いとなります。

しかし、注射器や針などが大量に残っていたら、故人が通院していた病院に連絡すれば廃棄することが可能で、自治体では病院での廃棄を勧めているようです。

珍しい例でありますが、日本刀やモデルガンなどの危険物が自宅の押し入れの奥や物置に残っていることがあります。

それを発見した場合、所持していると感じて、銃刀法違反になるのではないかと不安になって隠したり、捨てたいという方もいると思います。

見つけたらすぐに警察に届け出ることをおすすめします。また教育委員会の審査に通ると、美術品として保管することも可能で、その物の登録証が見つかれば、名義変更をして所有することが可能です。それでも親族がいらない場合は、警察に申請すれば処分することが可能です。

今回ご紹介した処分方法についてご家族だけではとても困難な場合は、当社までご連絡して処分いたしますのでよろしくお願い致します。